色々な作品の中に、ひげのあるキャラクターがいますよね。顎ひげや無精ひげ、ちょびひげなど様々な種類があります。
今回はひげメイクや簡単なひげの作り方を紹介します。
Contents
男性のひげについて
男装コスプレの髭があるキャラクターで欠かせない髭。キャラクターのチャームポイントでもあり大変重要です。
まずは髭のことから知っておくことで、リアリティ性の高い髭の再現に役立ちます!
男性のひげの特徴を知ろう
男性は口・顎回り・頬を中心にひげが生えます。
特に多いのは口回りです。青ひげという言葉をよく聞くと思います。
この青ひげとは皮膚の下に存在(残ったまま)する毛が透けて見える状態のことをさしており、男性が一番悩むものです。
逆に肌の外へ出ているものをひげと呼びます。
ひげといっても内側に隠れているか外に出ているかで見た目と呼び名が変わることを覚えておくといいですね。
ひげの種類を知ろう
ひげの生えかたがわかったら、次はどのような生やし方、カットの仕方で見た目も変わるのか調べてみるのがいいでしょう。
何種類かありそれぞれ特徴があるのでひげキャラクターがどのタイプに当てはまるか調べてみましょう。
〈無精ひげ〉特に整えていない、何もせずただ伸ばした状態のこと
〈口ひげ〉鼻と唇の間に生やすひげのこと
〈頬ひげ〉顎のラインにそって、ひげを生やす形のこと
〈顎ひげ〉唇下から両口角までの範囲でひげを生やす形のこと
よく聞くひげの種類を紹介しました。この他にもひげの生やし方はたくさんあります。特殊なひげのキャラクターでなければ、準備は難しくありません。
男装コスプレ!髭メイクの準備をしよう
キャラクターのひげの形がどのタイプなのか当てはめ、メイクで再現できるならやってみましょう。
場合によってはメイクよりも販売されているひげの購入や自分でひげを作ることが早いこともあります。
普段の化粧道具があればOK
ひげメイクをするのに必要な道具は普段使用しているもので大丈夫です。ベースメイクをしてからひげメイクをはじめましょう。
ベースメイク
<化粧下地>
ファンデーションのノリを良くさせ、化粧を崩れないようにしてくれます。
<ファンデーション>
顔のシミやそばかす、毛穴の凹凸を隠し、肌の表面を綺麗に整えます。リキッドファンデーションとパウダーファンデーションがあるので自分の肌にあったファンデーションを使いましょう。
<コンシーラー>
部分ファンデーションとも言われており、ファンデーションで隠しきれない部分を隠してくれます。
<シェーディング>
明るい色と暗い色のパウダーを使い、顔に陰影をつけること小顔に見せることができます。
ハイライト・シェーディングが一つのコンパクトに入っている商品や別々売りのものもあります。普段のメイクでも使えるので持っていると便利です。
マスカラがあると便利
まつげに塗るマスカラがひげメイクで以外と使える化粧道具です。
マスカラはブラシタイプで繊維がはいっているものが使いやすく、軽く擦るように肌につけ濃さを調節していくとひげに見えます。
これは無精ひげの時に使えるやり方なので、機会があるときは試してみてください。
男装コスプレ!髭メイクをやってみよう!
ベースメイクが終わったら、キャラクターに合わせて、ちょびひげ・顎ひげなど形を作っていきましょう。
ここで一番大切なのはシェーディングを使って影や掘を作り、ひげが目立つようにすることがいいです。
アイブロウペンを使う
黒いアイブロウペンを使いましょう。。ペンシルタイプなので、ひげの線が太く描けますよ。重ね塗りをすることで、濃くて毛質が太いひげに見えてきます。
リキッドタイプアイライナー
筆タイプのアイライナーはひげが細かったり、あまり目立たないようなひげの時に使うといいです。
ペンシルタイプのように重ね塗りをすれば同じようなできあがりにもなります。同じ向きでひげを描くよりランダムにした方が、見た目もよくなります。
角度を変えたりして、キャラクターに近づけましょう。地道な作業ですがメイク方法で一番やりやすいです。
ひげを作る、購入する
ひげが長いキャラクターをするのに、メイクでは限界があります。この時はウィッグなどを使って、キャラクターのひげと同じものを作るのが簡単です。
ウィッグ類でひげを作る
毛束や生え際パーツ、ウィッグセットでカットした時に出たウィッグ(長さバラバラでOK)、羊毛フェルトを使い、ひげを作りましょう。
ひげが長いキャラクターの時に使うと便利です。
作り方や材料は人それぞれですが、肌に貼ることも考え、土台を絆創膏やストッキングなど素材が軽く、取れても補強がしやすいもの、肌に負担がかからないもの(普段から使用しているもの)にしましょう。
必要なもの
- カットした時に出たウィッグの切れ端 もしくは 毛束
- 羊毛フェルト(やわらかいひげのできあがりになります)
- 絆創膏 もしくは ストッキング
- グルーガンやボンド、水のり
これはあくまでも一例です。他の作り方もあるので参考にしてみてください。
作り方
①絆創膏やストッキングでひげを作る範囲の土台を作る
②グルーガンやボンド、水のりを土台にのせる
③ウィッグの切れ端や毛束、羊毛フェルトを貼り付けていく
②と③を繰り返し、キャラクターにあったひげを作る
④形が出来上がったら完全に乾かす
作り終わったあとは、グルーガンやボンドが固まるまで待ちましょう。触ってしまうとせっかく作ったひげの形が崩れてしまいます。
また羊毛フェルトは百円均一で売られているのでも大丈夫です。均等にとかし、使いましょう。
長いひげを作るときはヘアアイロンやハードスプレーで毛束を整える・固めておくと作業がしやすいです。
ひげキャラクターを何回もするようなら複数同じものを作っておくと手間が省けます。
この方法はひげだけではなく、もみあげ作りにも応用ができます。是非試してみてください。
販売しているひげを購入する
ひげはパーティーグッズとして売られていることが多いです。
パーティーグッズコーナーでは種類豊富に置いているので見るのもいいでしょう。 通販でも種類が多いです。
だいたい2000円前後で買えるのでお得ですよね。
特にハロウィンの時はひげ以外にも、簡単に落とせる血糊など色々なものも販売されるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。(血糊はイベントや撮影スタジオでの使用不可があったりもするので調べてから購入をするのがおすすめです。)
購入したパーティーひげをそのまま使わずに、少しアレンジをするだけで他のひげキャラクターにも使えます。
またパーティーグッズではなく、おしゃれ用のつけひげとして、様々な形のひげも販売されているので組み合わせて使うのもひとつの方法です。
今回のまとめ
- ひげには何種類か生えかたがあり、キャラクターに合わせる
- シェーディングで影をつけるとよりひげを目立たせる
- 普段使っているメイク道具でひげを描く
- アイブロウペン・リキッドタイプアイライナーを使い分けるといい
- ウィッグなどを使い、好みの長さ・形のひげを作る
- ひげを作るときは、肌に貼ることを考え、土台は絆創膏やストッキングを使う
- 応用すればもみあげも作れる
- パーティーグッズやおしゃれつけひげを使う
ひげの種類は多く、メイクのやり方もひとつではありません。
顎ひげやちょびひげが長いキャラクターにはメイクよりも、ひげを作り使った方が簡単です。何回も使えるので作っておくのがおすすめです。
付け睫のりやアイプチ、絆創膏など普段使っているもので貼り付け簡単、自分の肌に合う方法で固定をしましょう。
難しいように見えるひげメイクや作り方ですが、一度やるだけで次のメイク、ひげの作り直しに困ることはないと思います。
色々な方法があるのでチャレンジしてくださいね。